和乃の漫画喫茶

漫画の感想を徒然と書いていくブログになります。

『BLUE MOMENT』天気予報はなぜ必要か?

BLUE MOMENT』は、小沢かな先生と雲研究者の荒木健太郎さん監修の作品になります。

気象学の研究の傍ら、雲王子の愛称で人気の気象予報士

晴原柑九朗

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明け透けな態度で常に全力で行動する研究助手 雲田彩

alu.jp 非常に重要な意見だと思います!

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この2人が自然災害に向き合い奮闘する物語です。

日本でも身近な自然災害の現実を刻々と丁寧に描かれている作品で、お互いに人を1人でも多く助けたいと思っている反面、視ている方向が違うため口論になる事もしばしば。

alu.jp 正直やなー

そのおかげか災害というテーマでも重苦しくなく、かつ防災や異常気象に関しての知見も盛り込まれており

知識の入り口として触れやすいマンガになっています。

後悔と現状の間で揺れ動く中、

少しずつでも前へ進もうとする姿に勇気づけられる作品です。

天気予報はなぜ必要か?

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そして首の皮一枚繋がる雲田彩であった。

『魔女と野獣』 2冊目

圧倒的な世界観と

絵画のような見開きが息を飲む。

前話のあらすじ

魔女の呪いを解く方法はいくつかある。

・白馬の王子様の愛のくちづけ

・憎き魔女の気まぐれ次第

魔女の呪いを受けたギドは呪いを解くために、

"魔術の魔術による魔術のための魔術組織”

「魔響教団」に属し、相棒のアシャフと共に世界を駆け巡る。

ギド

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アシャフ

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「魔響教団」の依頼を終えた最中、ギドたちは強襲される!

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まぁ、一蹴されるのですが

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警察が駆けつけ、事情を聞くことになる一行。

今回の ”死霊術士" 編は新しいペアが事件の解決に挑みます。

ギドとアシャフのような利害の一致で組んでいるようではなく

2人共に、同じ過去を抱えている。そんな感じがして

バックボーン好きとしては目の離せないペアでしたね。

『さらば、佳き日』2冊目

先週から始めてみた試みでしたが、ありがたい事に

観てくださる方がいるのは嬉しいことです。頑張っていきます。

今週もどうか、皆さんにとって佳き日になりますように。

今回からは、先週紹介したものを継続していきたいと思います。

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概要

広瀬桂一(ひろせけいいち)

広瀬晃 (ひろせ あきら)

牧嶋剛 (まきしま ごう)

森珠希 (もり たまき)

一つの物語として繋がっている作品ではなく、 各々の視点で描かれる人間模様が一話毎に有り それが連なり作品となるオムニバスストーリーになってます。

今回の推しどころ

晃は急遽引っ越すことを決めた。

利便性を考えて、大学近くのアパートに

何の前触れもなく

晃のことなら何でも知ってる

アイツ

1巻の時とは違い、今の現状に向き合って決断をした晃。

突然、大切な人が消え心の整理がつかない桂一。

大学生以前の話しなのでここからどういった経緯でまた元に戻るのか?

こういった、部分部分の記憶がそのままストーリーになって

あのときはああだった、こうだったと喋れる作品は

次の展開が楽しみになるのでとても好きですねー。

『眼鏡橋華子の見立て』 著者 松本救助

今回のおすすめマンガは、眼鏡画廊で働き眼鏡をこよなく愛する

女性がお客様の色んな角度の悩みを

様々な眼鏡を用いて解決していく物語です。

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そもそも眼鏡の掛ける必要のない人は一定数居る訳です。

眼鏡は視力が落ちてから掛けるものなので。

だからこそ目に関する疑問やあるある

病気などに関して無頓着になってしまう。

でもマンガにすると少ない時間で分かりやすく基礎知識が

手に入るので専門系のマンガは良く読みます。

知らない事は調べることもできないので。

今回は、作品に載っていた弱視について

周りの子より落ち着きのなさや感情の起伏が激しいことが続くのは

身体が傾いているのが常態化して、ぼやけた視界の中にいるのが原因の可能性がある。

3歳児検診では見落としてしまうケースも在り

6歳までに矯正をすれば進行は止めることができる。

情報の真偽や精査はともかくまず根本は

その言葉を知っているかどうか、一つの可能性として手軽に知識を得られるのは

マンガの強みだなーと日々感じます。

作者の皆様の取材力にはいつも感服しております。